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2012-03-26

占いの信憑性


最近、占いがブームだったりします。

でも、占いは様々なトリックがあり、それを匠に使うことによってあたかもそれを言い当てられたかのように錯覚するのです。

心理学ではその占い師の使うトリックに名前が付けられておりその一部を紹介しようと思います。





バーナム効果(Barnum effect



誰にでも該当するような曖昧一般的な性格をあらわす記述を、自分だけに当てはまる正確なものだと捉えてしまう心理学の現象。


例えば
「あなたは几帳面ですね?」
と言われれば、とても当たったように感じます。
他にも
「あなたは寂しがり屋ですね?」
なども自分だけに正確かのように錯覚します。




コールド・リーティング(Cold reading)


外観を観察したり何気ない会話を交わしたりするだけで相手のことを言い当て、相手に「わたしはあなたよりもあなたのことをよく知っている」と信じさせる話術である。
コールド(cold)とは、事前の準備なしで」、リーティング(reading)とは、相手の心を読む」という意味である。

例えば
「あなたは、自身が無くなる時があるようです」
「そのとき、婦人が寄り添っているイメージがあります。これはどなたか分かりますか?」
と聞けば、相手が話しだす。
その他様々な質問を投げかけ知らぬ間に相手は次々と情報を提供してしまう。
そして情報の精度を高めて、別の事柄とつなげて、あたかも自分は何も話していないのに言い当てられている。と錯覚してしまう。




ホット・リーディング(Hot reading)



超能力や霊感によるリーディング(他人を読み取り、過去や現在を言い当てたり助言や将来の予言などをすること)に際して、事前に得た情報を利用すること。

事前にセールスマンを装った人物を派遣して情報収集させるといった手法がある。占い師が予約制を導入するのはそのためである。



以上のような心理学、話術を匠に利用することによって、自称「占い師」が誕生するわけである。


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